頬のこけ、ボリューマXCとレディエッセや脂肪注入でどう違う?

頬のこけを補う材料は、持ちの長さと、あとから調整できるかどうかで違います。ボリューマXCなどのヒアルロン酸は、ほかの材料より効果が上とは言えないものの、溶かす酵素で元に戻せるのが強みです。

頬のこけを補う材料は、持ちの長さと、あとから調整できるかどうかで違います。ボリューマXCなどのヒアルロン酸は、ほかの材料より効果が上とは言えないものの、溶かす酵素で元に戻せるのが強みです[1]。レディエッセ(ハイドロキシアパタイト)は長持ちしやすい一方でしこりに注意が要り、ポリ乳酸は何回か通ってゆっくりふくらませる方法です[1]。

頬に使う材料は、何が違う?

材料によって、ふくらみ方と持ち方が違います。ヒアルロン酸は、入れてすぐに形が出て、時間とともに吸収される材料です[2]。

レディエッセは、ハイドロキシアパタイトという細かい粒(30%)をジェル(70%)にまぜた注入剤です[3]。ポリ乳酸は、体の中でコラーゲンが作られるのを促して、少しずつボリュームを戻します[1][2]。脂肪注入は、自分のおなかや太ももから取った脂肪を加工して入れる方法です[2]。

持ちの目安は、どのくらい違う?

ヒアルロン酸の中でも、製品によって目安が違います。ボリューマXCは18〜24か月、同じく頬に使えるレスチレンリフトは12か月が目安とされています[4][5]。ボリューマXCは、試験で最長2年ほど頬のボリュームを補えたと報告されています[6]。

ハイドロキシアパタイトとポリ乳酸は1〜2年ほど持つとされ、ヒアルロン酸の6〜18か月より長めです[2]。脂肪注入は長く残ることがありますが、どのくらい吸収されるかは人によって違います[2]。

効果の大きさに差はある?

今ある研究では、はっきりした差は見えていません。頬の治療の比較試験をまとめた解析では、ヒアルロン酸はよく効くものの、ほかの定評ある材料より上とは言えない、とまとめられています[1]。

ヒアルロン酸どうしでも、6本の試験(579人)を比べた解析で、製品によって副作用の出方に違いがあったと報告されています[7]。ただし、製品ごとの試験は数が少なく、どれが自分に合うかまでは分かりません。

リスクと、やり直しやすさの違いは?

やり直しやすさでは、ヒアルロン酸に分があります。ヒアルロン酸は、溶かす酵素(ヒアルロニダーゼ)で分解できるため、入れすぎやトラブルのときに戻しやすい材料です[1][6]。

ハイドロキシアパタイトは、しこりや遅れて出る炎症が起こりやすい可能性があります[1]。脂肪注入では、頬の前に入れると笑ったときに不自然に見えやすく、体重が増えるとふくらみすぎることがあると書かれています[8]。

どの注入でも、まれに皮膚が傷むなどの重い合併症が報告されています[2]。注入のあとに強い痛みや皮膚の色の変化、見え方の異常が出たら、すぐに施術したクリニックへ連絡してください。

自分に合う材料は、どう選ぶ?

何を優先するかで、候補が絞れます。

すぐに変化がほしい、あとで調整もしたい:ヒアルロン酸(ボリューマXCなど)[1]

持ちの長さを重視したい:ハイドロキシアパタイト。しこりのリスクも確認[1][2]

何回か通ってゆっくり変えたい:ポリ乳酸[1]

自分の組織を使いたい、量が多い:脂肪注入。吸収のばらつきも確認[2][8]

脂肪注入とヒアルロン酸などの比べ方は、持ち、仕上がりの予測しやすさ、合併症の面で、まだ議論が続いています[9]。

診察で確かめたいことは?

どの材料が合うかは、こけの程度、皮膚の厚さ、顔全体のバランス、通える回数で変わります。記事だけでは、自分の頬にどの材料をどれだけ入れるのが合うかは決められません。

診察では、使う材料と量、持ちの見込み、入れ直しの間隔、トラブルのときに溶かしたり取り除いたりできるかを確かめておきましょう。

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